胃腸の不調が原因で腰痛になるって本当?

急に重い物を持ったり、普段しない動きをした時、悪い姿勢を続けた後など腰痛を感じる人も少なくはありません。
腰痛は一度発症すると、完全に治癒するのは難しいとされています。
原因としては、筋肉の衰えや姿勢の悪さなどもありますが、胃腸が関連していることもあります。

胃腸と腰痛は一見すると関係がないように感じられますが、実は密接に関係しています。
胃腸が弱ると、背中側の筋肉が緊張します。
背中側の筋肉が緊張すると、それに関連したお腹側の筋肉も緊張し始めます。
その結果、それほど無理な動きをしていないのに筋肉が強張り、腰の痛みのように感じられる事があるのです。

脳は、体が弱っていると判断した時に、甘いものや脂っこいものなどのすぐにエネルギーとして使うことが出来る食べ物を欲します。
これらの食品は消化器官に大きなストレスを与えるため、胃腸の不調に繋がるのです。
増した食欲によって食べ過ぎてしまうと、胃もたれがおき、さらに胃腸に負担をかけるという悪循環に陥ってしまいます。

強張った筋肉は血行不良となり、普段ならそれほど大きな負担とはならない動きでも、少し動くタイミングがズレてしまうことで、ギックリ腰を発症しやすくなります。
間違った対処法は神経過敏につながり、さらに痛みを助長する可能性があります。

もし、腰痛を感じた場合には、安静にしつつ早めに医療機関や整体院などで施術を受けるようにしましょう。
また、普段の生活ではストレスを感じないようにするということは難しいため、ストレスを解消することが出来るようなことを見つけたり、食事が偏らないように心掛けることが大切です。

腰痛というと、ある日突然発症し、治らないというイメージがありますが、少しの痛みや違和感を感じた時に早急に対処することで、痛みの軽減・治癒に繋がる可能性もあります。
自己判断であれこれと行うよりも、専門家に相談をするようにしましょう。
心身ともに疲れている時には、リラックスすることが出来るような行動を行うことをおすすめします。

便秘も腰痛を引き起こす要因の一つ

このように腰痛の原因となるものは、外から与えられた要因によるもの以外にも、体の内側の不調が要因となる場合もあります。
内臓からくる腰の痛みの中には、関連痛といった概念もあります。
これは実際には腰に痛む要素がなく、また物理的に腰部分に損傷や痛みがないのに腰痛があると自分は感じるといったものです。
なぜそのような状態になるのか簡単に説明しますと、胃腸部分にある痛みを脳が誤って腰の痛みだと感じてしまうものとなります。

そのため例えば食べ過ぎやストレスによる胃もたれであったり、神経過敏による便秘や下痢などの腸の不調が、現在起きている腰痛と関係している可能性もあるということになります。
そのような場合には、実際には腰には問題がないため整体などでほぐしてもらったり、腰まわりの筋肉を調整したり血行不良を改善したとしても、目に見えた効果を感じられない場合があります。
腰に負担をかけた記憶もないのに何故かわからないが腰に痛みがあるといった場合や、さまざまな改善方法を試したけれども一向によくならないといった場合があります。

内臓の痛みが要因となっている腰痛である可能性を考えてみることもひとつの選択となりえるでしょう。
そのような場合には治療を試みる箇所は腰ではなく、内臓部分となります。
簡単にケアできる部分としては胃や腸であれば生活習慣や食生活を改善することで健康な状態を目指すことができます。

過度の便秘も腰痛の要因となります。
そのため食べ過ぎに注意して、ストレスをためないように胃腸の状態を良くするように心がけることも大切です。
とはいえ腰痛の原因はさまざまであるため、いろいろな側面から複合的なアプローチをしていくことも重要と言えるでしょう。